ISO9001 | 株式会社MAEKEN PRO
計画(Plan) トップマネジメント
株式会社MAEKEN PROは、平成20年1月ISO9001の認証を取得して以来、「工事の質を誇る」「その能力を実証する」「お客様の満足の向上を果たす」という私たちの想いを着実に実現してまいりました。
品質方針
”お客様から厚い信頼を受け、働く仲間と幸せを共有する組織”これが前建の目指す企業像である。
社長は、この企業の実現に向けて全社員の組織的努力を導くために品質方針を明示する。
品質方針を組織に浸透させ、全社員が実行するために、社内のコミュニケーションを徹底して行う。
(1) 品質方針-1 : 「一人ひとりのモラルの向上」
プロとして世間に通用するには、他人に迷惑をかけず働く仲間と積極的に協力できる責任感の強い人間であることが求められる。前建の一人ひとりがこの自覚をもって行動することを第一に期待する。
(2) 品質方針-2 : 「安全第一の徹底」
鳶工事の作業標準を確立し、基本動作の遵守を徹底する。
その過程で、事故の再発防止及び未然防止のための実行計画を立て、着実に実践する。
(3) 品質方針-3 : 「チーム作業の高能率化」
鳶工の仕事はチーム作業である。チーム作業の高能率化は、情報の共有による仕事の段取りのよさ、役割分担の明確化、権限委譲によって果たされる。チームの作業能率が自律的に向上することを期待して諸施策を展開する。
実施(Do) 工事品質の実現のプロセス
工事プロセス
検証と改善(Check & Act) 測定、分析及び改善
是正処置及び予防処置
管理責任者は、発生した不適合工事の再発防止を図るため、また、起こり得る不適合工事の発生を未然に防止するため、それぞれ是正処置及び予防処置を実施することを推進し、管理する。
是 正 処 置 | 予 防 処 置 | ||||
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① | 不適合工事の内容確認と原因究明 |
各リーダーは、顧客による指摘、自主点検の結果等により、実施した工事に施工図面との差異が発見された場合、また工期の遅れや事故の発生により、顧客に迷惑をかけ、顧客の信頼を失う自体が発生した場合は、これを不適合工事と認め、その内容を就労日報の特記事項欄に記録し、品質担当者に報告する。 品質担当者は、その不適合が、工事の質・信頼性・安全性に重大な影響を与えると判断した場合、及び継続して発生の恐れがあると認めた場合には、当該現場のリーダーに「是正処置報告書」の作成を指示する。 |
① | 予防処置実施の検討 |
管理責任者は、下記の情報をもとに予防処置の必要性を検討する。
a)就労日報の「ヒヤリ・ハット」の言語データ分析結果 b)就労日報の「うまくいかなかった こと」の言語データ分析結果 c)顧客からの情報(ニーズ・期待) d)金曜ミーティングで出た予測される危険や予防すべき事項に関する情報 |
② | 是正処置の実施 |
不適合工事を発生させた現場のリーダーは、不適合内容を確認し、原因を究明して再発防止策を検討・実施する。その結果を「是正処置報告書」に記録して品質担当者に提出し、品質担当者はその内容を確認し必要な指導を行う。 | ② | 予防処置の実施 |
管理責任者は、起こり得る不適合を未然に防止するために、予防処置の必要性を認めた事項について、関係者の知恵を集めて「予防処置報告書」を作成し、各リーダーに予防処置の実施を指示する。 |
③ | 是正処置のレビュー |
「是正処置報告書」を作成したリーダーは、是正処置結果のレビューを行い、その結果を同報告書の「効果の確認」欄に記録して品質担当者に再提出する。 品質担当者は、是正処置のやり方、効果の程度について評価し、金曜ミーティングで報告する。 |
③ | 予防処置のレビュー |
管理責任者は、実施された予防処置のレビューを行い、その結果を「予防処置報告書」の「効果の確認」欄に記録して、品質担当者に報告する。 品質担当者は、予防処置の効果を含む評価をして、金曜ミーティングで報告する。 |
継続的改善
当社は、品質方針・品質目標の達成状況の記録、プロセスの観察・改善活動状況の記録、内部監査の結果の記録、各種データの分析結果、是正処置・予防処置の実施結果等をもとに、QMSの有効性を確認する。また、管理責任者は、QMSの諸活動の結果得られた記録、データの分析結果に基づいて、半年に1回、継続的に改善すべき問題点について総括的にレビューし、その資料をマネジメントレビューのインプット情報として社長に提供する。